「自己/他者」(インスタレーション)

演じられた私はもはや私であって私でない
 
"一番古い記憶を語る"人物
"一番古い記憶を語る人物を演じる"人物
その2つの映像により構成されている。

記憶を生産する「私」
記憶生産する私を演じる「演者」

映像と音声を同期させる事により
どちらが「本当の事を話す人物」で「演者」か分からない状態にさせ、
イマージュにおける一つの"合わせ鏡"を作り「他者」をつくる事を目的とした。

尚、この作品は
幻視者/質問者と演者 死者/生者
とリンクしている。

2台のスピーカー/メディアプレイヤー/プロジェクターのみで
同期している。

 


"一番古い記憶を語る"人物
"一番古い記憶を語る人物を演じる"人物
(さらには、嘘の記憶が途中から入り交じってくる。)
二つの液晶画面で映像・音声ともに同期され、
観客はどちらが記憶の生産者かそれを演じる者かどうか
識別不可能な状態になる。
だが、不確定な要素Xとして、猫が登場し縦横無尽に行動する。
そのため、「識別不可能な状態」が 一時的に壊れる。

 

 


 「わくわくKYOTOプロジェクト ワクワク立誠小学校
   場所 元 立誠小学校  /  京都
   会期 2010年8月20日 (金) 〜8月29日 (日) 


 「スモールミュージアム2010
   場所 ギャラリー揺 / 京都、銀閣寺近郊
   会期 2010年7月19日 (月) 〜7月25日 (日)  


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