「BODYSOAP」(インスタレーション)


展示初日 
作家自身の尿が配合された石鹸
その採尿日の食べた物の残骸がライン状に展示されている。

欠如しているからこそ、
より存在を信じる事ができる

作家自身の尿が配合された石鹸を配布、
その採尿日の食べた物の残骸を展示することにより、
「食べ物」→「身体」→「石鹸」と
変換をくりかえしたプロセス"そのもの"を展示する。

だが、実際に展示されているものは
「身体」が欠如したプロセス
「食べ物」→「  」→「石鹸」であり、
その欠如した「身体」について
強く想起させる事を意図とした。

また、個人を想起させる事を目的としているため
会期中、私は展示現場には不在にする


石鹸には採尿日の日付が刻印されている。




観客はピアノ線を用いて、
切り取り持ち帰る事ができる。
また、石鹸と身体の"原材料"が書かれた紙も展示されている。

 


採尿日に食べた食料の残骸も展示 。

 



最終日の石鹸、殆ど石鹸は持ち帰られて無くなっている。

2007年4月24日 (火) 〜 4月29日(日)
BODY SOAP
   立体ギャラリー射手座 "CUBIC"gallery ITEZA/京都

2006年
濃ゆい
gallery sample /奈良    >>トップ