PCによるプログラミングを用いて
「10映像の中からの1つの映像を選んで」
リアルタイムで編集し、上映している。
つまり、100箇所×10パターンの映像が出来きる。
100の10乗、
つまり1googol(グーゴル)と同じ可能性の組み合わせが
生まれている。
1グーゴルとは観測可能な範囲の宇宙に存在している
原子の数よりも多いのだが、
観客は0099をみて同じ「1つの映像」を観ていると誤認する。
この「繰り返すように見えて、繰り返していない映像」 により
「私は先ほどこの映像を観たにも関わらず、観ていない感覚」が生まれ、
誤ったデジャブ(既視感)/ジャメビュ(未視感)
そして、パラレルワールド(平行世界)、
タイムリープを感じさせる事を目的としている。
なお、写真奥の映像の黒フレームは
手前のディスプレイの影によりできており、
影がピーターパンのように実体化し
違う「同じ風景」を描く事を目的としている。
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